ラテに使う牛乳を変えたのは、開業から半年後のことです。最初は業務用の牛乳を使っていました。ある日、近郊の牧場から届いた低温殺菌牛乳を試したら、甘みが全然違った。それ以来、変えていません。

低温殺菌と高温殺菌の違い

一般的な牛乳は130度前後で2秒間殺菌します(超高温殺菌)。低温殺菌は63度で30分。時間はかかりますが、熱に弱いたんぱく質や酵素が残ります。それが甘みと風味の違いになります。加熱臭が少なく、牛乳本来の甘みが感じやすい。

コーヒーとの相性

Oakブレンドの柑橘の余韻と、低温殺菌牛乳の甘みは、合わせると互いを引き立てます。高温殺菌の牛乳だと、コーヒーの酸味が牛乳の加熱臭に負けてしまうことがあります。低温殺菌だと、コーヒーの個性が残ったまま、ミルクの甘みが加わる感じです。

週3回届く理由

低温殺菌牛乳は保存期間が短い。開封後3日以内が目安です。だから週3回、月・水・金に届けてもらっています。水曜は定休なので、実質的には月・木・土の朝に使い始める計算です。新鮮な牛乳だけを使うために、この配送サイクルになっています。

冷やしほうじ茶ラテへの応用

夏の冷やしほうじ茶ラテにも同じ牛乳を使っています。ほうじ茶の香ばしさと、低温殺菌牛乳の甘みは相性がいい。甘さを加えなくても、牛乳の自然な甘みで十分飲める。それが今季のレシピのポイントです。

牛乳ひとつで、ラテの印象はかなり変わります。気になる方は、ぜひ一度飲み比べてみてください。冷やしほうじ茶ラテは9月末まで。よくある質問もあわせてどうぞ。