今週のシングルオリジンはケニア・キリニャガです。初めて飲んだとき、コーヒーというよりフルーツジュースに近い印象を受けました。それくらい果実感が強い。でも、淹れ方を間違えると酸味だけが突出して、飲みにくくなります。

キリニャガという産地について

ケニア中部、標高1,800mを超える高地にある産地です。昼夜の寒暖差が大きく、コーヒーの実がゆっくり成熟します。それが糖度の高さにつながります。SL28という品種は、ケニアで1930年代に選抜された在来種で、果実感と酸味のバランスが特徴です。

ブラックで飲むと何が見えるか

ブラックで飲むと、赤ワインのような酸味と、カシスやプラムに近い果実の甘みが交互に来ます。冷めてくると甘みが増します。Oak Blend Zoneでは、少し温度が下がったタイミングで飲んでもらえるよう、提供温度を少し低めに設定しています。

ミルクと合わせるとどうなるか

ラテにすると果実感は薄れますが、代わりにミルクの甘みとコーヒーの酸味が合わさって、ヨーグルトのような風味になります。これはこれで面白い。ただ、シングルオリジンの個性を楽しむなら、まずブラックで飲んでみてください。

在庫が少ない理由

シングルオリジンは週替わりで、入荷量が限られています。キリニャガは今週分として200g仕入れています。100g単位で販売しているので、2人分です。売り切れたら次の産地に変わります。黒板に書いてある産地が、その週の在庫です。

果実感の強い豆は、飲む時間帯によっても印象が変わります。朝の光の中で飲むと酸味が立ち、夕方の光の中では甘みが前に出る気がします。気のせいかもしれませんが。豆の購入はカウンターでどうぞ。